失業保険をもらう場合、気になるのが金額です。
あなたはどれくらい貰えると思いますか??
まあ、自分がいくらもらえるのか、知りたいという人は少なくないはずです。
その気になる答えですがこれは、人によって失業保険の金額は違います。
ですから、いくらとは一概には言えないのです(T_T)
支給される失業保険の総額は、この計算式で求めることが出来ます。
「所定給付日数×基本手当日額」です。
この所定給付日数というのは、会社に在籍していた年数によって異なります。
ですから、在籍年数が長ければ長いほど給付日数が多くなります。
また、自己都合ではなく、会社都合の場合はさらに期間の長さが異なりますよ。
それに、基本手当日額は、退職した時の年齢と賃金日額によって求められます。
そのため、人それぞれ大きく違ってきます。
ただ、基本手当日額には、最高限度額が定められています。
それは、30歳未満であれば6440円です。
そして、30歳以上45歳未満だと7155円です。
また、45歳以上60歳未満だと7870円。
それから、60歳以上65歳未満だと6759円です。
このように、失業保険は在籍年数が長くて、退職時の賃金が多ければ多いほど、失業保険もたくさんもらえる仕組みになっています。
失業保険をもらえる期間はどのくらい?
失業保険はずっともらえる訳ではありません。
なので、もらえる期間には限りがあることを覚えておきましょうね。
失業保険が支給される日数は、「年齢」「勤続年数」「退職理由」の3つによって決まりますよ。
例えば、15歳以上65歳未満の方が自己都合で辞めた場合をみていきましょう。
この場合だと、被保険者であった期間が10年未満だと90日、10年以上20年未満だと120日、20年以上だと150日です。
また、30歳未満の方が会社都合で辞めた場合には、被保険者であった期間が5年未満だと90日、5年以上10年未満だと120日、10年以上20年未満だと180日になります。
45歳以上60歳未満の方が会社都合で辞めた場合はどうでしょう。
それは、被保険者であった期間が1年未満だと90日、1年以上5年未満だと180日、5年以上10年未満だと240日、10年以上20年未満だと270日、20年以上だと330日になります。
このように、失業保険は自己都合で辞めたのか、会社都合で辞めたのかによって、もらえる期間がかなり違ってきます。
自分から辞めた場合でも、労働状況などによっては、会社都合で辞めた場合と同様に、特定受給資格者になる場合もあります。
なので、ハローワークの職員によく説明する必要がありますよ。