春先になるとワタシもよく桜餅を食べます。
あれは実に美味しいです(^^)
ただ、この桜餅は関西と関東では違います。
それは、関東風の長命寺と関西風の道明寺ですね。
ちなみにワタシは、関西風の道名寺が好きです。
関西風の道名寺とは別名で京風桜餅とも言われます。
ここでは、京風桜餅の作り方を中心に紹介いたします。
桜餅をもち米で作るレシピって?
桜餅を作る時は道名寺粉を使います。
けれでも、道名寺粉がなくてもいいんですよ。
もち米でもちゃんと桜餅が作れます。
ここでは、もち米を使った桜餅のレシピを紹介します。
まずは材料からです。
・もち米 1合(150g)
・水 150g
・砂糖(上白糖) 65g
・こしあん 300~400g
・色粉(赤) 適量
(砂糖蜜として)
・水 100g
・砂糖 50g
・桜の葉の塩漬け 15枚(水にさらし、塩を抜いておく)
ちなみに、材料は15個分です。
注意としてはもち米は、一晩水につけておきましょう。
こうすることで、もち米に充分吸水させるのです。
ちなみにもち米を砕くのが面倒なら道明寺粉を使っても大丈夫ですよ。
これは豆知識ですが関西風の桜餅を道名寺ともいいます。
ですがこれは道明寺粉を使うので「道明寺」という名がついたのです。
それでは作り方です。
まず、もち米は一晩水につけておきましょう。
こうして、もち米に水を充分吸水させる必要があります。
目安は指でつぶしてみて、ポロっと砕けて粉になるくらいです。
こうなったOKです。
次に吸水させたもち米を布巾に広げましょうね。
そうしたらもち米を包みます。
それで、すりこぎなどで叩いきましょう。
桜餅をつくるにはもち米を砕く必要があります。
叩いた後にさらに、もち米をこねるようにして揉みます。
この作業を「でちる」というそうです。
やり方は手前から奥に、ぎゅっと転がすようにして揉みましょう。
米粒の大きさは、1/2から1/4くらいですね。
これくらいがオススメです。
そしたら、枠に布巾を敷きましょう。
その後、砕いたもち米をあけて平らにならしてください。
そして、約30分強火で蒸しましょう。
その間に砂糖と水を合わせます 。
もち米を蒸している間に、蜜とあん玉を作るのが効果的です。
まずは色粉を入れてください。
そして、、火にかけて軽く沸騰させてください。
その後こしあんを、25gくらいずつ丸めましょう。
大きさはあなたのお好みで大丈夫です。
注意としては周りの生地が水っぽいのでやや固めにがいいでしょう。
もち米が蒸しあがりましたったら軽く沸騰している蜜に蒸しあがったもち米を入れます
もち米の蒸しあがりは食べてみて芯がなければOKです。
そして、軽く混ぜてなじませたら火を止めましょう。
あとは、濡れ布巾をかぶせて10~15分蒸らしてください。
この時に、もち米に蜜を吸わせます
ちなみに濡れ布巾は表面の乾燥を防ぐためなんです。
最後に「艶天(つやてん)」を溶かして手蜜を作りましょう。
艶天は家庭用に少しだけ作るのは難しいです。
なので、砂糖蜜を作りましょう。
そして、軽く絞った濡れ布巾に取ります。
あとは、、約30gずつに分けます。
次は手蜜を手のひらに取ります。
その道明寺餅を手のひらでたたいて平らに広げましょう。
そして、道明寺餅であん玉を包みます
このとき指の付け根の辺りにくぼみを作って乗せましょう。
そうすると扱いやすいです。
親指・人差し指・中指を使って時計回りにくるくる回しましょう。
そうしながら周りのお餅を少しずつ上方向へ伸ばしましょう。
そして、綴じ目を閉じます 。
ちなみに上方向へ伸ばすのは親指の役目ですよ。
あとは、手のひらで軽く転がしてください。
そうして、俵型に整えます 。
最後に塩抜きした桜の葉を巻きましょうね。
この時葉からはみ出している茎はとりましょう。
これで完成です。
桜餅をもち米と炊飯器で作るには?
春といえば桜餅ですよね。
ここでは炊飯器で桜餅を作る方法を解説します。
材料は30個分です。
まずはもち米3合です。
それから桜の葉(塩漬け)30枚、粒あん一袋(500g)、食紅(赤)ほんのちょっと(耳かきひと匙くらい)、砂糖大さじ1です。
まずは、塩漬けの桜の葉を、たっぷりの水に入れましょう。
時間は大体一時間ほどです。
次にもち米をしっかりこすり合わせるように洗いましょう。
この時メモリは白米ではなく炊き込みご飯のメモリを見てください。
水はきっちり3合分の水を準備してください。
次は食紅です。
これは、割り箸の先に乗るくらいで大丈夫です。
それを小さじ2杯くらいの水に溶きましょう。
水で溶いた食紅をよく混ぜてください。
そして、割り箸の先で一滴ずつもち米の中に落としましょう。
この作業は慎重にお願いします。
入れすぎには本当に注意ですよ。
次は砂糖を大さじ一杯いれ、混ぜましょう。
あとは、炊飯器にセットします。
それで、炊き込みご飯モードでスタートですね。
炊けるまであんこを準備をしてください。
500グラムの一袋でちょうど30のあん玉が作れます。
大きさは親指と人差し指でできる丸と同じくらいの大きさですね。
次は桜の葉は水から上げましょう。
そして、茎をきれいに切りましょう。
その後一枚ずつペーパータオルで水気を拭きとってくださいね。
そして、もち米が炊けたら軽くつぶしてください。
この作業はすぐに満遍なくです。
もち米も、熱いうちに30個分均等に分けてください。
この作業時には手に水をつけながら行いましょう。
そして、もち米を指で押し広げてください。
そうしながら均等に伸ばすのです。
これができたらあん玉を乗せましょう。
あとはあんがはみ出ないようにきれいに包み込んでください。
この時に、気持ちおばん型に仕上げましょう。
そして、桜の葉の裏、筋がよく見える方を上にして手に置きましょう。
その上にお餅をのせるのです。
この時の注意は葉をかぶせるときはべったりするのではなくやさしくふわっとです。
これで出来上がりです。
完成です!
ポイントは2つです。
・もち米の水の分量
・食紅の量
ですね。
水が多いとべちゃっとなったり、硬くなります。
なので気をつけて下さいね。
桜餅をもち米と電子レンジで作るには?
最後は桜餅をレンジ作れる、簡単な桜餅レシピです。
春いっぱいの香りを簡単に楽しめますよ(^^)
材料は20個分です。
まずは、道明寺粉200gです。
あとは、ぬるま湯300cc、砂糖70g、こしあん300g、食紅適量、桜葉20枚
です。
最初はあんを15gに分けましょう。
そしてあんを丸めておきます。
あと桜葉は熱湯につけて洗いましょう。
こうして桜葉の汚れを取って置いてくださいね。
次は道明寺粉を水洗いをしましょう。
その後、ザルにあげます。
そして、ぬるま湯300ccをボウルに入れましょう。
これに食紅を溶いて色を付けるのです。
それに道明寺粉を浸して水分を吸収させる必要があります。
時間は大体15~20分ですね。
その後それを約5分間レンジにかけます。
これが終わったらボウルに戻してください。
それから砂糖を数回に分けて加え混ぜましょうね。
その後、さらに1~2分レンジにかけます。
蒸しあがったら約25gに分割しましょう。
そして、あんを包みます。
それを桜葉を巻いて完成です。
この時に手に水をつけましょう。
そうする作業が行い易いですね。
まとめ
桜餅は和菓子屋で買うのが一番おいしいです。
餅は餅屋というやつです。
けど、手作りの桜餅も悪くはありませんよ。
自分でつくるので、上手くできたら嬉しいですしね。