蓄膿症では、このような薬が処方されますよ。
・抗菌薬
・マクロライド系抗生物質
・粘液調整剤
・消炎酵素剤
抗菌薬とは、病原体の消滅を目的とする薬なのです。
この薬は、急性の蓄膿症に使用されることが多いですね。
どのような薬が抗菌薬に分類されるかというとフロモックスやセフゾン、ファロム、メイアクト、バナンなどですね。
次はマクロライド系抗生物質です。
このマクロライド系抗生物質とは、慢性的な蓄膿症の時に行われるマクロライド長期少量投与療法で使用される薬のことなのです。
主に、エリスロシンやエリスロシンDSなどの薬が使用されますよ。
粘液調整剤とは、鼻汁を改善させる作用を持つ薬のことなんです。
どのような薬が処方されるかというと、ムコダインやチスタニンといったものです。
この薬には、副作用が起こる可能性が低いです。
このようなメリットがこの薬にはあります。
消炎酵素剤は、炎症を抑えたりします。
また、鼻汁を改善させる作用を持つ薬なんです。
消炎酵素剤に分類される薬とはノイチームやレフトーゼなどですね。
あとこの薬は、副作用はほとんどないのです(^^)
ただ、消炎酵素剤はその効果もそれほど強くありません。
ですから、場合によっては症状が改善しないこともあるかもしれませんよ。
蓄膿症には鼻うがいがいいって本当なの?
蓄膿症には、鼻うがいがいいといわれています。
ですが、本当なのでしょうか?
あなたはどう思いますか?
この鼻うがいというのは、片方の鼻に生理食塩水または洗浄液を入れます。
そうして、反対の鼻から出して、鼻の通りを良くするというものです。
鼻うがいをしても根本的な治療にはなりません(T_T)
ですが、症状を軽減することは可能ですよ(^^)
これを繰り返すことによって、症状を大幅に改善できる可能性もあります。
ですが、鼻うがいで完璧に治るという訳ではありません。
そのため、鼻うがいだけに頼っているといつまでも治りません。
なので、きちんと病院に行きましょう。
そうして、医師による適切な治療を受けるようにしてくださいね。
また、鼻うがいはやり方を間違えてしまうと症状の悪化を招いたりします。
また、中耳炎を発症させる可能性があります。
ですから、正しいやり方で行いましょうね。
水道水には塩素が含まれております。
なので、鼻に悪影響を与えます。
水道水は、鼻うがいには使用しないでくださいね。
鼻うがいに使用できるのは、生理食塩水や鼻うがい専用の洗浄液ですよ。
やり方は、前かがみでゆっくりと行います。
これが鼻うがいのポイントになります。