NISAの制度はこれからも変わる可能性があるのでしょうか?

NISAの制度はこれからも変わる可能性があるのでしょうか?
NISAを検討されている方にはこの事は懸案事項の一つかも知れませんね。

上場株式等の配当・譲渡所得等に係る10%の軽減税率が20%に引き上げられます。

NISAは、これにに伴って導入される緩和措置として生まれました。

当初の予定では、NISA口座が設定できる期間は3年間でした。
ですが、2013年度の通常国会における改正税法成立によって変わりました。

それが、NISA口座が設定できる期間が3年から10年に延長されたのです

金融庁はNISA制度の恒久化を要望しているみたいです。
元々のNISA制度のモデルであるイギリスのISA制度も最初は10年の時限措置として始まったそうです。

ですが、その後、恒久化へと移行しました。

ですから、この先、実施期間が延長されたりする可能性もありまます。
また、期限がなくなったりもするかも。

また、NISAは、上場株式、上場投資信託(ETF)、上場不動産投資信託(J-REIT)、公募株式投資信託と投資商品が限定されています。

ですがこれに公社債や公社債投資信託なども投資商品が増える可能性もあります。

それにです。
マイナンバー制度が導入されれば、勘定設定期間に関係なく、NISA口座の業者を変更できるようになっちゃうかもしれません。

どうせ変わるなら良い方向に変わってくれることを祈ります。
政治家さん、しっかりしてよね。

NISAはどんな投資家に適してるのでしょうか?

NISAはどんな投資家に適してるのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。

まずNISAで非課税になるのは、年間100万円分の新規投資ですね。
これは何度も説明しました。

なので新規投資であれば、どんな商品に投資してもいいわけではありません。
今のところ投資先は、上場株式、上場投資信託(ETF)、上場不動産投資信託(J-REIT)、公募株式投資信託にですね。

しかもしかも非課税期間は最長で5年間です。
ですが、持ち越す(ロールオーバー)ことでができるのです。

これにより10年まで延ばすことも可能なのです。
当然、途中で投資した商品を売ることもできますよ。

ただし、注意が必要です。
それは売却したからといって、その投資商品に投資した金額分、再投資可能という話にはなりません。

つまり何が言いたいかというと、途中でコロコロと投資商品を変えてしまうと損です

だから、NISAは短期的な投資には不向きですね。
ですからデイトレーダーなどには必要ないでしょうね。
短期投資家にはうまみのない制度といえるでしょう。

それに、NISA口座と他の一般投資口座の間では、損益通算ができません。
なので、損をした場合には…….
丸損になっちゃいますよ。

結論をいえば、NISAが適している投資家は、中・短期的な投資をリスクを考慮して計画的に行える人にオススメです。
ワタシには向いてない(T_T)

NISA口座業者の選び方って?

NISAを利用するためにはとうぜん、銀行や証券会社などの金融機関に、専用のNISA口座を開設しなければいけません。

今のところ、NISAを利用するための専用口座は、日本在住の二十歳以上の成人一人につき、一口座だけです。

うーむ、ケチですね政府も。

また、途中での口座変更も勘定設定期間内はできないことになっています。
なので、口座の業者選びはくれぐれも慎重です。

では、どこのNISA口座業者を選択しましょうかねえ??

ちなみに全ての金融機関でNISA口座が開設できるわけではありません。
なので、まずは手始めに、NISA口座を取り扱い予定の金融機関を調べてみましょう。

金融機関によってはですが、NISA口座の開設を予約するとキャンペーンを行っていることもあります。
うまくキャンペーンを利用すれば得をするかもしれません。

ですので情報収集をきちんと行いましょう。
ただ、目先のちょっとした得につられてはいけません。
NISA口座業者を選ぶ際には、投資可能な商品の種類や手数料の有無など確認しましょう。

ちゃんと、実際の使い勝手をきちんと確かめないと大変なことになりますよ。。