首の痛みを改善する体操のやり方

首の痛みを改善する体操のやり方は様々あります。
ですが、その目的は体操によって首の筋肉を伸ばして弛緩させることです。
これが出来ないのなら体操をやる意味がありません。

体操で筋肉を弛緩させ、首付近の血流を良くすればよいのです。
そうすれば溜まってしまった疲労物質が排出されます。
それで首の痛みが改善するのです。

特に、普段からデスクワークが多い方にはオススメです。
こういった方は、常に肩や首にコリを伴った痛みを感じている人がおおいでしょう。
ではやり方の説明です。

まず、仰向けに寝てください。
その状態で両方の手の平を合わせた状態で胸の上にのせます。

次に、胸の上にのせた両方の手の平はそのままで、両肘だけを天井方向に引き上げます。
この時の注意として肩甲骨辺りの筋肉を伸ばしましょう。

そして、肘を天井方向に引き上げた状態で、顔を何度か下に動かします。
顔を下に動かすのは首の後ろの筋肉を伸ばすためです。

最後に、力をふっと緩めましょう。
これで終了です。

ただ職場では中々実践はできないでしょう。
ですからそんな場合は首を360度ぐるりと回しましょう。
それだけでもかなり首周りの緊張が緩和されます

これで痛みから楽になるはずです。
この際に行うポイントがあります。
それはゆっくりと無理せずに行うことです。

それに、顔を右や左に90度回し、そのままの状態で顔を何度か下に動かすのもオススメです。
ですがこの場合に痛みを感じたらすぐにやめてください。

ストレートネックとは?

ストレートネックとはどのようなものなのでしょうか?
それは本来は前方向に緩やかなカーブを描いているはずの頚椎が真っ直ぐになってしまっている状態を指してこうよびます。
まさにその名の通りです。

普通の人であれば大抵首は30度~40度の傾きがあるのです。
これが真っ直ぐになってるのです。

その理由は

・慢性的な猫背といった姿勢の悪さ
・仕事や運動による首への過度な負担
・長時間のデスクワークなどによって、段々と首の状態が真っ直ぐになってしまう

このストレートネックが原因となって様々な症状が引き起こされます。
それは首のこりや肩こり、手の痺れ、頭痛といった症状です。
全部お断りしたいところです。

ですがストレートネックになってしまうとそうはいきません。
どうやっても首の痛みが取れない場合は、ストレートネックが原因かもしれませんよ。
ご注意くださいね。

自分でストレートネックかどうかチェックする方法としては
首を後ろに倒すと痛みを感じたり、疲れてくると頭痛がしたり、座っているだけで肩や首がこる
こういったことがあるようでしたらもしかしたらあなたはストレートネックかもしれません。

また猫背の方も注意が必要です。
ですから正しい姿勢を日頃から保つようにしましょう。

首が痛い時は何科に行けばいいの?

首が痛い時は何科に行けばいいのかあなたは判りますか?
答えはまず整形外科に行きましょう。

ここでまずレントゲンを摂ってもらって首の異常がないか調べてもらいましょう。
それが一番です。

それで頚椎に異常がある場合は、整形外科より脳神経外科が専門となります。
MRIではヘルニアといった症状を発見することも可能です。

整形外科を受診して異常がないようでしたら、脳神経外科に行ってみてください。
面倒ならはじめから総合病院にするという手もあります(^^)

総合病院なら多くの診療科が揃っています。
症状によっては先生から異なる科を紹介してくれるはずです。

その場合はカルテには症状が既に記入されています。
ですので同じ説明や検査を何度もする手間もありません(^^)

また、首の痛みは、首以外の異常からも発生することもあるようです。
ですから整形外科や脳神経外科を受診して検査してもどこにも異常がなかった場合には、内科や耳鼻咽喉科でしょう

首が痛むのはストレスからといったケースもあるようです。
我慢するのはよくありません。
早めに病院に行くことをオススメしておきます。