社労士の試験難易度は?

社労士の資格取得は実際の所どのくらい試験が難しいのでしょうか?
この社労士の試験の難易度は国家試験の中でも難しい試験です。

他の、宅地建物取引主任者や税理士よりも高いようです。

一般的には、行政書士や弁理士、公認会計士といった資格と同じくらいと思っておいてください。
それほど社労士の試験は難しいのです。

しかも受験者は毎年増加傾向にあるそうです。
ですから現状では合格者は増えていません。

社労士の試験は100人中7人しか合格しないそうです。
ですから合格率は大体7%だとか。

かなり狭き門です(T_T)
これだと1回で合格するのは難しいでしょう。
ですが世の中にはすごい人もいるものです。

1回で社労士の試験を合格される方もいらっしゃいます。
ただこのような方ははじめからある程度社会保障制度の知識がある方がおおいそうです。

そのような知識が無い方は何度も落ちるのが当たり前だとか(T_T)
試験を合格するには満点を目指してはいけません。
それだと広く浅い勉強になってしまいます。
それで不合格という結果になってしまうのです。

ですから8割~9割の点数を目指して勉強しましょう。
そのほうが社労士の試験の合格の可能性が高くなりますよ(^^)

社労士の年収って?

社労士の資格取得を目指す方の中で高収入を得たいという理由で資格を取りたいと思っていらっしゃる方も多いです。
では実際の社労士の年収ってどれくらいなのでしょうか??

それは大体450万円前後が社労士の平均的な年収だそうです。
これが多いか、少ないかと思うかは人それぞれでしょうが
この数字は一応平均です。

実際には社労士の中でももっと年収の高い方もいらっしゃいます。
また逆に平均よりももっと低く200万にも満たない方も….(T_T)

これには社労士としての働き方で開きがでるようです。
社労士の働き方は会社員として働くか開業するかのどちらかです。も少なくありません。

では、社労士になると、一体どのくらいの年収を得ることができるのでしょうか?
会社員として働く場合はそれほどの高収入は期待できません。
ただ、社労士の資格を生かしつつ安定した収入を得ることは可能です。

実際の所雇われると普通の会社員と給料は大差ありません。

ですが開業した場合は違います。
開業すれば年収2000万円や3000万円というのも夢ではありません。
また年収100万円ほどの方もいます。

つまり開業すれは年収に大きな開きがあります。
この開きの原因はズバリクライアントの数の問題です。
当然クライアントが多ければ多いほど収入もアップします。

逆にクライアントが少なければ生活はかなり苦しい物になることでしょう。

そのため、安定を求めるなら会社員をオススメします。
また高年収を目指すのであれば開業するしかありません。
ただ開業には当然リスクがあることは覚えておいてくださいね。

社労士の仕事って?

社労士の仕事とはどのようなものなのでしょう。
ここではこの社労士の仕事について説明します。

社労士の主な仕事はコレです。

・1号業務(書類の作成及び提出手続代行)
・2号業務(帳簿書類の作成)
・3号業務(人事または労務のコンサルティング)

この3つの仕事のうち社労士にしかできない仕事があります。
それが、1号業務と2号業務です。

これらは社労士のみに許された業務なのです。
独占業務といっていいでしょう。

では1号業務とはなんなのでしょう。
それは社労士は事業主に代わって、健康保険や雇用保険、労災保険などへの加入・脱退の手続きを行います。

これが1号業務なのです。

2号業務は帳簿書類の作成の業務のことです。
主に労働者名簿や賃金台帳などの作成を行います。

またこの2号業務には就業規則の作成業務もこの含まれます。

そして3号業務は人事配置や資金調整に関するコンサルティングです。
これも社労士の仕事の1つです。

ただこの3号業務に関して言えば社労士でなくてもできます。
ですから業務を円滑に進めるためにも社労士に任せた方がよいでしょうね。

この3つの業務は会社を運営するのにあたってどれも重要です。
ですから経営者も社労士にこれらを任せているのです。
そのほうが余計な手間がかからないですからね。