子供のためには離婚しない方がいいという声もあります。
ですが、実際のところ、どうなのでしょう?
これは非常に難しい問題なんです。
それでも、絶対に離婚しない方がいいとは言い切れません。
確かに、両親が一緒にいた方が子供も安心です。
それに、子供も精神的にも落ち着くはずです。
また、経済的な観点から考えてもです。
旦那さんと一緒に暮らしていた方が子供に不自由な思いをさせることが少ないかもしれません。
しかし、時と場合によっては違います。
もしかしたら場合によっては、離婚した方が良いケースもあります。
例えば、夫婦喧嘩が絶えず、それによって子供がストレスを受けている場合です。
あるいは旦那さんから暴力を振るわれている場合などです。
このような場合には別れた方が良いでしょう。
仮に子供の目の前で旦那さんから暴言や暴力を受けていなくてもです。
子供はそういうところは敏感です。
ですから気付いている可能性が高いと思っておいてください。
そういう環境で生活しているといけません。
そんな環境では、子供に悪影響を与えてしまいますよ。
子供によっては、自分のせいで離婚できないんだと自己嫌悪に陥ってしまうことも…..。
夫婦が絶えず言い争ったり、暴力に傷ついている姿を見せ続けるくらいなら、離婚して穏やかに暮らましょう。
その方が子供にとってもプラスになりますよ。
また、「子供のために離婚しない」というのを言い訳にして、自分の決断力のなさを子供に責任転嫁するケースも珍しくありせん。
子供のために離婚できないと思っている人は、それは本当に子供のためなのかどうかをきちんと考えましょう。
それが大切ですよ。
養育費をもらうためには公正証書が大事なの?
離婚する時に養育費を払うと約束することでしょう。
ですがそれにも関わらず、払ってもらえない場合があります。
そうなってしまうと、生活が困難してしまうかもしれませんね。
ですからそうなる前に、離婚前に必ず公正証書を作成しておきましょうね。
離婚前に養育費を支払うと言っていたとしても、それはあくまでも口約束です。
なので、言った言わないの水掛け論になってしまいがちです。
そうならないためにも公正証書は非常に大切です。
公正証書をつくっておけばこのような事態を防げますよ。
ところでこの公正証書とは、慰謝料や養育費などについての合意を証明する書面のことなんです。
これを役場に提出することによって裁判の確定判決と同じような効力を持たせることが可能なのです。
そのため、離婚後に養育費の支払いを拒んだ場合には、給与を差し押さえるなどの手段をとることが可能ですよ。
この公正証書を作成したかどうかが養育費の支払いに大きな影響を与えるかもしれません。
ですから、面倒だと思わずにしっかりと旦那さんと話し合いをしましょう。
そうして、条件面の折り合いをつけてくださいね。
公正証書は自分で作成することもできます。
ですが、不安な場合や時間がない場合は行政書士などの専門家に依頼すしましょう。
そのほうが安心ですよ(^^)