ノロウイルスの予防で4原則って?でR-1ヨーグルトは?クレベリンは?

今年流行の兆しのあるノロウィルス^^;
流行ってほしくはないのですが、そんなことをいっても相手はウイルス。
なので、こちらの意図など気にもしてくれません(T_T)

でも、我々には知恵があります。
その知恵を使ってノロウィルス予防しましょう(^^)

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ノロウイルスの予防で4原則って?

細菌性食中毒の予防は3原則あります。
それは

「1 つけない、2 増やさない、3 加熱(殺菌)する」

ですね。

しかし、ノロウイルスはこれではダメです。

ノロウイルスは食品中では増えません。
ですが、ごくわずかな汚染によりノロウイルスによる食中毒が発生してしまうからです。

なので、ノロウイルスによる食中毒予防には4つの原則があるのです。
それがこれらです。

「1 持ち込まない、2 拡げない、3 加熱する、4 つけない」

これらを詳しく見ていきましょう。

まずは、持ち込まないからてす。

このノロウイルスは35~40nmととても小さいです。
この大きさは、黄色ブドウ球菌に比べ約1/30程なのです。

そのため、手指に付着すると大変なのです。
これだけ小さいとしわや指紋、爪と皮膚の間にノロウイルスが容易に入り込んでしまいます。

予防としては、こまめな手洗いです。
しかも、石鹸を用いた手洗いですね。
これをを2回繰り返すことが効果的なんですよ。

洗い方はます、石鹸で10秒もみ洗いしましょう。
その後、流水で15秒すすぐのです。

これを2回繰り返してくださいね。

次は拡げないという原則を見ていきましょう。
このためには清掃が重要ですね。

まず、施設の日常的清掃には次亜塩素酸ナトリウムを200ppm程度使ってくださいね。
あと、糞便・吐物等の処理には次亜塩素酸ナトリウム1,000~5,000ppmを用いましょう。

ちなみに、次亜塩素酸ナトリウムは必ず冷暗所で保存しましょうね。
その理由は、温度と光により塩素の殺菌力が低下するからです。

次の原則は加熱するです。
食品中のノロウイルスを死滅(不活化)させるためは加熱する必要があります。

ノロウイルスを死滅させる温度は大体、中心温度85~90℃ですね。
これを90秒間以上で加熱することが必要ですよ。

最後の原則がつけないです。

ノロウイルスというのは感染力が強いんです。
どれくらい強いかというと、10~100個程度のウイルスが口に入るともうダメです。
これくらいでもノロウイルスに感染・発症します。

そのため調理従事者はもちろんのこと、調理器具や調理施設がノロウイルスに汚染されないようにする必要があるのです。

ノロウイルスの予防でR-1ヨーグルトはどうなの?

R1ヨーグルトは最近CMでもよく見かけますよね。

このヨーグルトとは、風邪やインフルエンザの予防では有名になったことは記憶に新しいです。
でもR1ヨーグルトはノロウイルスに対して有効なのでしょうか?

その答えは免疫力を高めるという意味では効果的でしょう。
何故なら免疫力を高めるには腸内環境を整えることは重要だからです。

けどR1ヨーグルトだけで、ノロウイルスをこれだけでは予防できないでしょうね。

ノロウイルスの予防にはまず食品に気を付けましょう。
特に二枚貝です。

これには要注意ですよ。

他には、経口感染、接触感染、飛沫感染などがノロウイルスの感染経路となります。
その予防策としては手洗い、うがい、外出時はマスクなどが有効です。

特に手洗いは、指先までちゃんと意識して洗いましょうね。
指先は一番汚れいます。
それでいて一番洗えていない箇所が指先なのですよ(T_T)

あと、うがいも「お」の口で声を出しながらしてください。
こうすると奥までうがいできますよ。

ノロウイルスの予防にはいまのところ消毒・マスク・手袋が有力な方法ですね。

ただ、インフルエンザや風邪にはR1ヨーグルトの効果がありますので
R1ヨーグルトをとるのはオススメです(^^)

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ノロウイルスの予防でクレベリンはどうなの?

ノロウイルスに効果的な商品があるそうです。

それが大幸薬品の「クレベリン」です。

これは置くだけで空間のウイルス除去できるですよ。

効果はそれだけではありません。
ほかにも消臭・カビ・除菌・花粉などにも効果があるそうな。

ちなみにこのクレベリンは業務用として公共機関や医療施設、外食産業やホテルなどで使用されてきたそうだ。
けど、2008年に薬局でも家庭用として販売されるようになりました。

すると、インフルエンザの予防に効果があると人気を集めた商品なのです。

ただ、ノロウイルスにクレベリンは本当に効果があるのでしょうか?

一応販売元の大幸薬品が、『クレベリン ゲル』はノロウイルスや院内感染の原因となる黄色ブドウ球菌などにも効果があること
を示す実験結果を発表しております。

ですから、流し台にゲル剤を設置することでノロウイルスを不活化できる可能と言ってもいいでしょう。
ただし、クレベリンを過信しすぎてはいけません。

それは、二酸化塩素ガス溶存液および二酸化塩素ガスには、ウイルス除去、除菌、カビ抑制、消臭の働きはたしかにあります。
ですが、これらの使用により疾病に対する予防効果を保証するものではないと大幸薬品も言っております。

クレベリンは感染予防の補助として使用するのがベストですね。

感染予防は体内にウイルスを入れないことが基本です。
予防には、人混みでのマスク使用・手洗い・うがいが一番確実ですね。

あと、こまめな掃除がやっぱり大切です。

まとめ

今年は流行の兆しがあるノロウイルス。
万全の対策でノロウイルスの予防に努めましょう(^^)

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