物事には必ず意味というものがあります。
恵方巻きでもそれにはちゃんと意味がありますよ。
けど、知らない人は知らないですよね。
ここでは、恵方巻きの基本や意味について解説します。
恵方巻きの具材の基本は?
恵方巻きはセブンイレブンの戦略がものの見事にハマりましたよね。
今や毎年恒例の年中行事の1つとなった感があります。
それはともかく、恵方巻きに食べる太巻きの具材には基本というものがあります。
それは7つあるとされています。
その7つとはこれらです。
1.かんぴょう
2.しいたけ
3.卵焼き又は伊達巻
4.でんぶ
5.きゅうり又はみつば
6.高野豆腐
7.うなぎ又はあなご
これらが恵方巻きで使われる7つの具材の基本なのです。
ただし、必ずしもこれらを使わなければいけないという訳でもありません。
説が様々ありますが、7つの具材であればいいんです。
具材を7つ入れれば特に縛りなどもありませんよ(^^)
また、恵方巻きを食べる時のポイントはコレです。
・その年の歳神様の御在所(恵方)に向く
・無駄口をたたかず(無言)、お祈り(願い事)は他言しない
・普段通りの食材で太巻きを作り、またそれで、食べきれる量にしてください。
これがポイントです。
しかし、無言でかぶりつくのは、お祈りが終わる一口二口で十分です。
その後は楽しくわいわい会話を楽しみながらみんなで太巻きを食べきればいいんです。
あと、食べきれる量も、子供や成人男性、女性や高齢者では太巻きを食べきる量も違いますよね。
だから絶対に、太巻き1本分を食べきらなくてはいけないと言う事ではないのです。
ですので、太巻きですと小さなお子様なら1本を4分の1に切った物を渡しましょう。
また、簡単なルールを教えてあげて皆で楽しく過ごしてください。
そのほうが、格式張った方法より大切なルールですよ(^^)
恵方巻の具材の意味は?
上記に恵方巻きの具材の種類7種類であればなんでもいいと書きました。
ですが何故7種類なのでしょうか?
勘の良い方はお判りでしょうがそれは恵方巻きの具材は7福神にちなんでている
というのが理由ですよ。
具材はなんでもよいのですが、正式な恵方巻きの作り方でも7種類使うのが正しいのです。
とこのように書いていますが実は恵方巻きは元々はなかったのですよ。
正確には元々大阪で、丸かぶり寿司とか太巻きずしと呼ばれているものはありました。
けど1998年にセブン-イレブンが売りだした恵方巻きという名前が浸透したのが実情です。
なので、それほど歴史があるという訳でもないですね。
まあ、一つのイベントとして楽しめばいいと思いますよ。
恵方巻きの具材と七福神との関係は?
恵方巻きに使う時の具材は7種類と書きました。
この7種類という数字はどこからきているのかと言うと、そう七福神です(^^)
この七福神とは、七つの神様の総称です。
日本人にはお馴染みの神様ですよね。
この七福神を参拝すると7つの災難が除かれて、七つの幸福を授かるそうです。
ちなみに七つの神様とはこの7柱です。
1大黒天(だいこくてん)
2毘沙門天(びしゃもんてん)
3恵比寿天(えびすてん)
4寿老人(じゅろうじん)
5福禄寿(ふくろくじゅ)
6弁財天(べんざいてん)
7布袋尊(ほていそん)
です。
七福神は良く「宝船」乗った神様の絵として描かれていますよね。
この七福神にあやかり、恵方巻きでは7種類の具材をのりで巻くわけです。
具材の例は、「キュウリ・しいたけ・玉子焼き・うなぎ・でんぶ・かんぴょう・えび」でしょう。
このように7書類の具材を巻くことで、【7品巻いて生活に幸せを巻き込む】という願いが込められています。
ちなみに七福神の信仰自体は室町時代まで遡ることができます。
ただ恵方巻きと七福神とのかかわりはよく分かっていません。
また、恵方巻きの風習の成立自体も詳細は….(汗)
とにかく良いもの・縁起の良いものに「あやかる」という庶民の気持ちを業者がうまく利用して一大イベントに発展した
と考えていいでしょう^^;
ただし、大手コンビニ等がリリースする恵方巻きは7種類の具材にはこだわっていないものもあるんですけど…^^;
まとめ
恵方巻きは出生も怪しいです。
ワタシはセブン-イレブンが大々的に売りだしたことがキッカケだと思っております。
ただ、楽しいイベントでもありますので、あなたもあまり格式張らずに皆で楽しく恵方巻きを食べて楽しみましょう。