メニエール病かどうかの検査方法のご紹介

メニエール病かどうかの検査方法をみていきます。
それはこれです。

・足ふみ検査
・目振検査
・グリセロール検査

このような検査でメニエール病かどうか検査します。
では一つ一つ見て行きましょう。

足ふみ検査は、その名の通りです。
足ふみをおこなうのです。

足ふみをしていると内耳に何らかの問題がある場合、徐々に曲がっていきます。
ですので、足ふみをすることで内耳の検査が可能なのです。

次に、目振検査です。
これは、目の動きをチェックする検査です。
メニエール病の場合、黒目が小刻みに震えるようです。

もし、目の動きが異常だった場合は、メニエール病のかもしれません。
そして、寝転んで起き上がった時もチェックします。
このとき目が回っているとメニエール病の疑いがあります。

それでは最後のグリセロール検査です。
これは、点滴でグリセロールを体内に入れます。

それで、難聴が改善されるかの検査なのです。

メニエール病の難聴の場合、グリセロールで難聴が改善されます。
だから、難聴が改善されるかどうかで判別ができるのです。

これで、メニエール病かどうかが分かります。

めまいが起きる病気は沢山あります。
ですからめまいだけでメニエール病だとは断定できません。

そういった理由から、メニエール病の検査方法は色々あるようです。

そもそもなぜメニエール病になるのかの解説

そもそもなぜメニエール病になるのでしょうか?
その原因とは

それは内耳の内リンパ液が増えること

なのです。

内耳の内リンパ液が増えることは内リンパが水ぶくれしているような状態です。
これを内リンパ水腫とも言います。

ではなぜ、内リンパ水腫になるのでしょう。
それは残念ながら現在その理由は解明されていないのが現状です。

ただ内耳の内リンパ液が増えてしまう問題がおこります。
それは、内耳は働きにくくなってしまうのです。

その結果、めまいが起きたりします。
また、嘔吐、耳鳴りがしたりします。

それで、難聴になるのです。

このようなメニエール病の症状が、何度も起こってしまうこと。
これが、メニエール病の特徴なのです。

メニエール病を発症しやすいのは大体決まっています。
それは30歳~50歳位の女性が多いようです。

また、ストレスや睡眠不足もメニエール病では大敵です。
ストレスや睡眠不足で、メニエール病を発症しやすくなりますよ。

ご用心ご用心。

もしあなたに頻繁にめまいが起きたり、嘔吐、耳鳴りがするのならばあなたがやらなければいけないことがあります。

それが安静です。
そしてできるだけ早く耳鼻科に行かれるようにしてください。

病院での治療方法は、症状を落ち着かせる薬が処方されたりします。
また、注射、点滴もあるようです。

メニエール病はなかなか治りません。
ですのでまずは症状を落ち着かせて様子を見みるのが一般的です。

そうならないためにもストレスを貯めこんだり睡眠不足にならないよう
日常生活にも気をつけましょうね。

メニエール病にも、いくつか種類が….。

メニエール病にも、いくつか種類があります。
今日はメニエール病にどんな種類があるかみていきましょう。
それがこの3つです。

・蝸牛型メニエール病
・前庭型メニエール病
・両側性メニエール病

では最初の蝸牛型メニエール病から説明していきます。
蝸牛型メニエール病というのは、メニエール病の症状の1つであるめまいが起こらないタイプのメニエール病です。

この原因はわかっています。
その原因は内リンパ水腫です。

蝸牛型メニエール病は、普通のメニエール病の前のメニエール病と言われています。
ですので、まだ症状は軽いようです。
だからといって油断はできません。

蝸牛型メニエール病がひどくなると、メニエール病になります。
だからこそおかしいなと思ったら耳鼻科にいってみてすぐに治療するようにしましょう。

早期発見することで蝸牛型メニエール病は完治できる確率もあがります。

次は前庭型メニエール病の説明です。
前庭型メニエール病は、めまいが頻繁に起きるものです。
一応時間が経つと、症状が落ち着きます。
けれども幾度となく、めまいが繰り返されるようです。

これが前庭型メニエール病の特徴です。

前庭型メニエール病と一般的なメニエール病と違いを述べておきます。
それは、前庭型メニエール病の原因のほとんどが、内リンパ水腫でない場合が多いのです。

なのでこの前庭型メニエール病からメニエール病になることは極めて稀のようです。

ただし例外もあります。
それは、前庭型メニエール病の原因が内リンパ水腫の場合です。
この場合には、メニエール病になることもあります。

ですので自分だけで判断せずにはやめに専門家に相談しましょう。

最後は両側性メニエール病の説明です。
両側性メニエール病は、その名の通りです。
この病気は、両方の耳にメニエール病の症状が現れます。

両方の耳はツライですね。

これは先にメニエール病の原因が生じた耳が原因で起こります。
その結果、もう片方の耳にもメニエール病の症状が発生するのです。

ですから、メニエール病になって長い人は、両側性メニエール病の方もおおいみたいです。

両側性メニエール病になると、日常生活も大変です。
両耳に耳鳴りや難聴といった症状が出るのですからね。
両側性メニエール病になる、普通の生活が困難だと想像できます。

それに、治療も難しくなりようです。
なのでメニエール病の症状が出たらはやめに耳鼻科に行かれることを勧めます。

放っておいて症状が進行してしまうとあとで大変ですよ。