変形性膝関節症とは??

変形性膝関節症とはどういったものなのでしょう。
それは老化によって弾力が失われてひび割れた膝関節の軟骨に負荷がかかります。
そのことで軟骨が磨り減り関節が変形してしまうことです。

これが変形性膝関節症です。

変形性膝関節症は、中高年の膝の関節痛の要因で最も多いです。
特に65歳以上になるともう大変てす。
この年代は発症リスクが高まります。

それに、女性の方が変形性膝関節症になりやすいです。
男性よりも女性のほうが2倍から4倍くらい発症しやすい病気というデーターがあります。

その理由は女性ホルモンの分泌量低下、筋肉量、体型など、様々です。
まあ女性はハイヒールをよく履いていたりします。
またO脚だったりもしますね。

このような状態だと膝の関節にかなりの負担がかかってしまいます。
ですから心当たりのある方は要注意です。

また、膝には体重の2倍から3倍の負荷がかかります。
そんなに膝に負荷がかかっていたとは驚きです。
ですので肥満気味であればダイエットすることも有効です。

ダイエットをすることで変形性膝関節症の予防になります。

変形性膝関節症は、進行すると日常生活にも支障をきたします。
怖い病気です。

始めのうちは、膝を使った動作を行う際に、軽い痛みやこわばりを感じるくらいです。
ですが、徐々に痛みが強く長く起こるようになっていきます。
また膝に腫れたり水がたまってしまうこともあります。

安静にしていても痛くなってしまうと大変です。
こうなると日常的につらいです。

さらに、動かないことで筋力が低下します。
それで痛みがひどくなります。

こういった負のスパイラルに陥ってしまいます。

50歳を過ぎて膝に痛みを感じたら気をつけましょうね。
その場合は、すぐに病院を受診しましょう。
それで、レントゲンを撮るようにしてください。

何事も早期発見・早期治療は重要ですよ。

関節痛にはヒアルロン酸なの?

ヒアルロン酸、この言葉は最近テレビでもよく聞く言葉です。
このヒアルロン酸は美容効果が有名です。
ですが美容だけではありません。

このヒアルロン酸は関節痛にも効くのです。
ヒアルロン酸は年齢を重ねるごとに減少してしまいます。
ですが減少するヒアルロン酸を補うことで、軟骨の磨耗や炎症を抑えられます。

関節痛の改善のためにヒアルロン酸を補うのなら効果的な方法があります。
それが関節内注射です。

関節内注射とは高分子ヒアルロン酸を関節痛を発症している関節内に直接注射します。
この手法は約20年の歴史があります。
そして、世界中で広く用いられています。

しかも関節内注射は健康保険が適用されます。
まあ医師が関節痛の治療に必要だと判断すればですけどね(^^)
その場合は三割負担の場合で1回3千円。

これくらいの費用と考えておいてください。

ただ、この関節内注射は効果がない方もいます(T_T)
ですから、実際に関節内注射をしてみなくては、効果があるかどうかはわかりません。
一か八かです。

また副作用もあります。
注射をしてから3日くらい痛みや腫れが強く起こる方もいるそうです。
このような症状を起こすのは20人に1人くらいの割合だそうです。

それに、関節痛が改善した嬉しさから、急に運動量を増やしてしまういけません。
なぜなら関節痛が悪化する恐れもあるためです。

ですので関節内注射で関節痛が改善したからといって運動はできるだけ控えて安静を心がける必要がありますよ。

関節痛に使う薬はどんなもの?

関節痛にはどんな薬を使うのでしょうか?
それは病院で処方されるのはまあこれでする

抗炎症薬でしょうね。

関節痛は関節が何らかの原因によって炎症を起こしているために痛みを感じます。
だからこそ抗炎症薬でその炎症を抑えて痛みを改善するのです。
合理的です。

この抗炎症薬には2種類あります。
それは、ステロイド製剤非ステロイド性抗炎症薬(消炎鎮痛剤)です。
それで関節リウマチなどによく用いられるステロイド製剤は、効果が高いです。

けれどもステロイド製には残念ながら強い副作用があります。

一般的には非ステロイド性抗炎症薬(消炎鎮痛剤)の方が処方されます。
そして、経口剤の他に、貼り薬や塗り薬といった外用薬も使用されるようです。

アスピリンイブプロフェンロキソプロフェンナトリウムインドメタシンなど、たくさんの種類があります。
あなたもCMなどで聞いたことがあることでしょう。

こういった市販薬で効果も期待できます。

また、関節痛が改善しない場合や関節痛の原因によっては違う方法があります。
それは 関節内注入薬として、ヒアルロン酸ナトリウムやステロイド剤を注射することもあります。

こういったものが関節痛に使われる薬です(^^)

一時的な関節痛であれば、市販薬で治せることもあるかもしれません。

でも、長期間市販薬を使い続けるのは体に負担がかかりますし、関節痛の原因によっては改善しないこともありますから、治らないようなら医師の診察を受けるようにしましょう。