風邪によって関節痛になります。
これはあなたも経験済みですよね。
ではどうして風邪で関節痛になるのでしょうか?
その理由として三つあります。
・PGE2(プロスタグランジンE2)の分泌
・炎症の影響
・免疫力の低下
です。
ウイルスに感染すると、撃退しなければいけません。
そのため免疫細胞の生成と共に、PGE2(プロスタグランジンE2)が分泌されます。
知っていましたか?
このPGE2が関節痛になる犯人の一人です。
このPGE2には、関節痛を起こす作用があります。
そのために風邪を引くと関節が痛くなるのです。
また、ウイルス感染による炎症の影響もあります。
それで、全身の血管が拡張されると関節痛が起こるというメカニズムです。
それに、風邪によって免疫力が低下します。
そうすると普段なら抑えられている体の弱いところの症状が出やすくなるそうです。
これが風邪と関節痛との因果関係です。
この場合の関節痛は、風邪による免疫低下が原因になっているため、風邪が治って免疫力が回復しなければ関節痛も改善しません。
関節痛に対する対症療法を行うのではなく、安静にしたり、薬を飲んだりして、風邪を治すようにしましょう。