発声練習をすればあがり症が治る?

発声練習をすればあがり症が治るといわれています。
この話は事実なのでしょうか??

それは改善するかもしれないというのが現状です。
何故なら完治できるかどうかは人それぞれだからです。

ただあがり症には言葉が聞き取りにくいという症状があります。
これは滑舌が緊張することにより悪くなることが原因です。

ですから発声練習をすることは無駄ではありません。
むしろ効果があるといっていいでしょうね。

完全に治るかどうかは人によって異なりますが、改善する可能性はあるでしょう。

あがり症の症状の一つに、言葉の聞き取りにくさというのがあります。

それではここではどのような発声練習をすればいいのか紹介します。
それはこのようなものです。

・同じ音を何度も発音する
・早口言葉
・一音一音意識して発声する

例をあげましょう。
まずは「カカカカカ」や「サササササ」といったように同じ音を何度も発音しましょう。
こうすることによって滑舌の悪さをなんとか克服することができます。

同じ音を何度も繰り返すと自分がどの音が苦手なのなかもわかります。
その音を重点的に繰り返しまょう。

また早口言葉も有効だといわれています。

思いつく早口言葉は
「隣の客はよく柿食う客だ」、
「蛙ぴょこぴょこ三ぴょこぴょこ合わせてぴょこぴょこ六ぴょこぴょこ」、
「生麦生米生卵」

このようなものです。
こういった言葉を繰り返して練習してください。

これも滑舌の悪さの克服に効果的ですよ(^^)
ぜひお試しください。

あがり症は何が原因で起きるの?

あがり症とは人前で喋る時に緊張してしまい、顔が赤くなったり、動悸を感じたり、手足が震えることです。
まあだれでも緊張することはありますよね。
けどそれがひどすぎる症状ですね。

それではどうしてあがり症になるのでしょう。
その原因をここでは探っていきます。

あがり症の原因はズバリこれ。
血液中にあるノルアドレナリンが関係しているといわれています。

緊張や不安を感じるとノルアドレナリン値が急激に上がります。
それにより交感神経を刺激するのです。

それで交感神経が刺激されると血圧や心拍数が上昇します。
これにより赤面や手足の震えといったあがり症の症状が出てしまうのです。

メカニズムとしてはこういったものです。

緊張や不安を感じた場合には、誰でもノルアドレナリン値が急激に上がります。
これで交感神経が刺激されます。
まあこれは普通のことなのです。

ですがあがり症のひとは交感神経が過敏なのです。
それで大したことでないことでも過敏に反応して症状が現れるのです。

ただこのあがり症の原因はすべての人に起こります。
変なことではありませんよ。

あがり症の人は、他の人よりも敏感なのです。
ですから決して病気などではありませんのでご安心ください。

自分があがり症だと感じても、それほど気にする必要はありません。
このあがり症は改善も可能です。
努力をすればの話ですが….。