漢方でチョコレート嚢腫の症状が改善??

漢方でチョコレート嚢腫の症状が改善するのでしょうか??
実際には漢方で改善した人もいらっしゃるようです。
ただ漢方を使えば必ず治るという訳ではありません。

使うと改善できる可能性が高くなると思っておいてください。

漢方は病院の薬とは違います。
それはその病気自体に作用する成分は含まれていません。

あくまでも、心身の状態を整えるのです。
それて、症状を改善することを目的にしているのが漢方です。

ですから即効性を期待してはいけません。
気長に長期間服用することが条件です。

しかも漢方には副作用が少ないのです(^^)
これも漢方のメリットです。

さらに病院で処方される薬と併用すれば相乗効果も(^^)
ただし、併用する場合はお医者様とご相談ください。
思わぬ副作用があるかもしれないからです。

くれぐれも自分で勝手に判断して行わないようにしましょう。

ちなみにチョコレート嚢腫に効果があるといわれている漢方はコレです。

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
・桃核承気湯(とうがくじょうきとう)
・キュウ帰調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)
・血府逐於丸(けっぷちくおがん)
・冠元顆粒(かんげんかりゅう)
・折衝飲(せっしょういん)
・キュウ帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)
・田七人参(でんしちにんじん)

一般的に、桂枝茯苓丸や桃核承気湯がチョコレート嚢腫には使用されます。
ですが、効果が薄い場合もあります。

その場合はキュウ帰調血飲第一加減や血府逐於丸などが使われますよ。

そして、キュウ帰調血飲第一加減や血府逐於丸の効果をアップさせるためにの薬もあります。
それが、冠元顆粒や折衝飲です。

これらを配合する場合もあります。

キュウ帰膠艾湯や田七人参は出血が多い場合です。

ご参考までに。

チョコレート嚢腫の手術は??

チョコレート嚢腫は症状によって手術という選択肢になります。
しかし手術となるとやはり不安になります。

ですからどのような手術なのか知っておくことで少しはその不安を和らぐはず。
ということでここではチョコレート嚢腫の手術方法を紹介します。

チョコレート嚢腫で使用される手術方法はコレ。

・腹腔鏡手術
・開腹手術

まずは腹腔鏡手術から見て行きましょう。
腹腔鏡手術とは、ヘソの下と卵巣両側の3箇所に2センチほどの穴を開けます。
そして、腹腔鏡で手術を行います。

この手術の目的は癒着部分の剥離や嚢腫だけの除去です。

この手術のメリットとデメリットを説明します。
この腹腔鏡手術のメリットは入院期間が短いということです。
大体、1週間程度しか入院する必要がないのです。

デメリットとしては再発するリスクがあります

気付いたらまたチョコレート嚢腫を発症ということも(T_T)

次は開腹手術を見ていきます。
開腹手術は、チョコレート嚢腫に影響されている臓器を全て摘出してしまいます。
最悪卵巣や子宮を摘出ということもあります。

そうなると子供が産めない体になってしまいます。
でも、開腹手術を行うということは、非常に状態が悪いのです(T_T)
手術拒否も難しいでしょう。

それは大変危険です。

チョコレート嚢腫が破裂することも(T_T)

チョコレート嚢腫をそのまま治療せずに放置しているとどうなると思いますか??
それは破裂する恐れがあります。

こうなるとかなりの激痛があるそうです(T_T)
そうならないためにも早期発見、早期治療をしましょう。

チョコレート嚢腫の初期状態というのはなかなかわかります。
なぜなら症状が目立たないからです。
ですから自分がチョコレート嚢腫にかかっているということがわかっていない方が多いそうです。

そのため、放置してしまう方が…..(T_T)
それでドンドン血が溜まって膨れてしまいます。
最後は茎捻転という嚢腫がねじれた状態に(T_T)

こうなってから吐き気や激痛を感じます。
それで最後は破裂です。

これで激痛を味わうことになるのです(T_T)

また、破裂しない場合もあります。
でもその場合は卵巣ガンに発展する可能性もあるとか。

どっちにしろろくな結果にはなりません。
ですから早期に治療しましょうね(^^)

チョコレート嚢腫は、発見しにくい病気です。
ですから発症しても気付きません。

気付かないから当然放置です。
こんな方が多いのです。

ですから定期的な検査をするのが一番だと思います。
自覚がないからといって安心はできません。
定期検査を是非行いましょう。