前立腺肥大のPSAって?

前立腺肥大のPSAとはなんなのでしょう。
あなたはPSAはどういう意味なのかご存知でしょうか?

これは前立腺肥大の検査でよく使われる言葉です。
「PSA値」というのもをみたことがあるかもしれません。
それでこのPSAというのは前立腺液に含まれる成分なのです。

本来、PSAは前立腺液に含まれる成分です。
なので、本来は血液中には存在しません。

でも、何らかの原因で前立腺が傷ついた状態になると、血液中に前立腺液が流れ込みます。
それにより、PSAの値が高くなるという仕組みです。
この何らかの原因とは例えば前立腺がんなどが挙げられます。

前立腺肥大を発症するのは、中高年の男性が多いです。
そのため、高齢になるほどがんを疾患することもあるのです。

このため、前立腺肥大の検査では、同時に前立腺がんの検査も一緒に行われます。
その検査の中の一つである血液検査でPSA値を調べるのです。

このPSA値が大きければ問題です。
もしこの値が大きければ、前立腺がんが疑われます。
ですが、必ずしもPSA値が高い=前立腺がんになるわけではありません。

前立腺がん以外でもPSA値が高くなります。
例えば、前立腺に炎症が起きたりすることで前立腺が傷つき、PSAが血液中に流れ出てることがあります。
この場合はPSA値が上がることがあるのですよ。

とは言え、このPSA値は前立腺がんの可能性をはかるための重要な検査です。
ですから一応受けておいたほうが良いでしょうね(^^)。

前立腺肥大の手術は?

前立腺肥大の手術では、どんなことが行われるのでしょう?
それをここではみていきましょう。

前立腺肥大の手術には、このようなものがあります。

・開腹手術
・内視鏡手術
・レーザーによる手術

です。

ます、開腹手術をみていきましょう。
この開腹手術は前立腺肥大の症状がひどい人に対して行われています。
症状が軽い人は他の術式を選ばれるのが一般的ですよ。

この開腹手術は内視鏡手術やレーザー手術では手に負えない方にだけ行われます。
具体的にはこの手術では前立腺を全摘出されますよ。

また内視鏡の手術は

尿道から内視鏡を入れます。
そして前立腺を電気メスで切除して掻きだすそうです。

現在前立腺肥大での手術で行われるのが多いのがこの術式だとか。

尿道から内視鏡を入れるのがちょっと痛そう。
まあ麻酔はかけるのでしょうがね。

この方法だと開腹手術と違って身体への負担も小さく済みます。
ですが前立腺肥大が大きくなりすぎている場合には出血が増える可能性が高まります。
ですからその場合はこの手術はおこなわれません。

レーザーによる手術は新しい術式のようです。
ですから、まだ行える病院も少ないのが現状です。

この術式の特徴は
入院期間が短くすみます。
また出血量も少なく最小限で行えます。

また内視鏡手術と違い、比較的大きな前立腺でも対処可能です。
今後はこのレーザー手術が前立腺肥大の手術の主流となっていくと考えられているのです。

ただ前にも述べたとおり現在この手術を行える病院が限られています。
またこのレーザー手術は手術時間が長いのです。
それなので膀胱を傷つける危険があります。

これがレーザー手術のデメリットですね。