交通事故紛争処理センターとは?

交通事故の示談交渉は、毎回上手くいく訳ではありません。
交渉がまとまらないことも少なくありません。

そのような時に頼りになるのがここです。
交通事故紛争処理センターです。

交通事故紛争処理センターとはなんなのでしょう?
ここは、交通事故による問題の間に入って、公平にサポートする機関なのです。

交通事故紛争処理センターを利用するメリットはコレです。

・専門家に相談できる
・賠償額をアップできる
・法的強制力を持っている

交通事故紛争処理センターに連絡すると、交通事故の専門家が相談にのってくれる。
この点が、非常に心強いです。

交通事故に関する知識が乏しくても安心してください。
その場合にも、しっかりと教えてくれますよ。

ですから、専門家に相談することによって、賠償額がアップする可能性が高いのですよ。

それに、法的強制力を持っています。
ですから、保険会社は交通事故紛争処理センターで出した裁決を無視できません。

ただし、欠点もあります。
それは、交通事故紛争処理センターは完全予約制です。
また、相談できるまでに時間がかかってしまいます。

これが難点です。
ただ、交通事故紛争処理センターは、あくまでも公平な立場でサポートしますま。
ですから、必ずしもこちらが有利になるとは限らないことは覚えておいてくださいね。

後遺障害認定とは?

後遺障害認定とはなんなのでしょう?
これは、どのくらいの後遺症なのかを判断してもらいます。
それで、等級認定を受けることなんですよ。

後遺症の重さは、1等級~14等級で判断されます。
また、等級が一つ違うだけで、大幅に損害賠償請求額が変わってきたりするんですね。

では、どのようにして等級認定を受ければ良いかあなたは知っていますか?

この等級認定を受ける方法はコレです。
二通りあります。

・被害者請求
・事前認定

まず、自賠責保険に本人が直接請求(被害者請求)することです。
これで、等級認定の手続きが可能です。

また、保険会社が治療費用の支払いと同時に行う事前認定でも等級認定の手続きができるんです。

適切な後遺障害認定を受けるには、以下のようなことに注意しましょう。

・等級認定の基準を理解しておく
・立証資料を用意する

等級認定には基準があります。
ですから、それに該当しないと認定してもらえません(T_T)

それに、立証資料をしっかりと用意していないと適切な認定をされません。
それで、後悔することも….(T_T)

この2つのポイントを抑えておきましょう。
そうすることで、適切な認定を受けられますよ(^^)

どんな後遺症が起こる?

交通事故に遭うと、残念ながら後遺症が起こることもあります。
ではどのような後遺症が起こるのでしょうか??
それがコレです。

交通事故によって起こり得る主な後遺症は、このの通りです。

・むち打ち症
・高次脳機能障害
・脳脊髄液減少症

むち打ち症が後遺症の中で最も多いのです。
むち打ち症はまず、首痛、頭痛、しびれなどの症状が現れます。
そして、重度の場合は日常生活に大きく支障をきたしちゃいます(T_T)

次は高次脳機能障害です。
この高次脳機能障害は、頭部にダメージを受けることによって色々な症状が現れます。
その症状とは、記憶障害や集中力障害、判断力低下、被害妄想、感情易変、自発性の低下です。

こういった症状が現われる後遺症なのです。

このような症状が現われると大変です。
こんな症状が現れると、仕事をするのが困難になってしまいますよね。

最後は、脳脊髄液減少症です。
この脳脊髄液減少症とは、交通事故の影響で脳脊髄液が減少します。
それで、頭痛や耳鳴り、めまいといった症状が現われる後遺症のことです。

この症状は交通事故に遭った当初は体に問題がない場合があります。
その場合でも、後から症状が現われることもあるんです。

その場合、放置するのはやめましょうね。
そういった症状が現れたら、まずは病院で検査を受けましょう。

そのまま放置してしまうと大変です。
もしかしたら、一生その後遺症を抱えて生活しないといけなくなる場合もあります(T_T)
そうならないためにも、早期発見、早期治療を目指しましょうね。