多汗症に悩まされている方は、できるだけはやく状況を改善したいと願っていることでしょうね。
そのためなら多汗症を治すために手術をも辞さないという方も少ないはず。
ですが手術を受ける前に理解しておいてほしいことがあります。
それは、手術を受けたからといって、絶対に治るというわけではない
ということです。
残念ながらこれが現状です。
手術を受ければ治るようなイメージが強いです。
ですが手術を受けても中には治らない人もいます。
ボトックス注射であれば、高確率で多汗症を改善することが可能です。
その効果は3ヶ月~1年程度といわれています。
ですから効き目が切れたら何度も行わないといけません。
また他の治療法だと高い費用を支払っても、効果が現れないこともあります。
このことは理解しておいてください。
また、腔鏡下胸部交感神経遮断術や腰部交感神経節ブロックといった手術を受けると副作用があります。
それは、かなりの確率で他の部位から汗が出てくる代償性発汗が起きるのてす。
このように多汗症の手術には副作用もあります。
ですから手術を受けないという選択肢もあります。
多汗症で悩まれている方は手術を受ける前に良く考えて手術を受けるか受けないかを決めてください。