パーキンソン病の治療薬の紹介をここではしたいと思います。
パーキンソン病の治療薬は主にこういったものです。
・ドパミン作動薬
・脱炭酸酵素阻害薬
・ドパミンアゴニスト
・抗コリン薬
・MAO-B阻害薬
・COMT阻害薬
順に見て行きましょう。
ドパミン作用薬とは、ドパミンの補充を目的とした薬のことです。
これでドパミン不足をなんとかしようとする薬なのです。
次にいきます。
脱炭酸酵素阻害薬は、ドパミン作用薬のレボドパ(L-ドーパ)と一緒に服用されます。
ドパミンアゴニストとはどのような薬なのでしょうか??
それはドパミン受容体を刺激して症状を緩和させる薬のことです。
次にいきます。
抗コリン薬は、神経伝達物質アセチルコリンの働きを抑えます。
これを目的とした薬なのです
そして、MAO-B阻害薬は、薬の効果を持続させるためにドパミンの代謝を低下させる薬のことです。
最後はCOMT阻害薬です。
この薬はL-ドーパを長く血液の中に存在させるためにL-ドーパの代謝を妨げる薬なのです。
パーキンソン病の治療ではこのような治療薬が使用されると思っておいてください。
ただし、どの薬にも副作用が存在するため、医師と相談しながら服用するようにしてください。