パーキンソン病の治療薬は?

パーキンソン病の治療薬の紹介をここではしたいと思います。
パーキンソン病の治療薬は主にこういったものです。

・ドパミン作動薬
・脱炭酸酵素阻害薬
・ドパミンアゴニスト
・抗コリン薬
・MAO-B阻害薬
・COMT阻害薬

順に見て行きましょう。
ドパミン作用薬とは、ドパミンの補充を目的とした薬のことです。
これでドパミン不足をなんとかしようとする薬なのです。

次にいきます。
脱炭酸酵素阻害薬は、ドパミン作用薬のレボドパ(L-ドーパ)と一緒に服用されます。

ドパミンアゴニストとはどのような薬なのでしょうか??
それはドパミン受容体を刺激して症状を緩和させる薬のことです。

次にいきます。
抗コリン薬は、神経伝達物質アセチルコリンの働きを抑えます。
これを目的とした薬なのです

そして、MAO-B阻害薬は、薬の効果を持続させるためにドパミンの代謝を低下させる薬のことです。
最後はCOMT阻害薬です。

この薬はL-ドーパを長く血液の中に存在させるためにL-ドーパの代謝を妨げる薬なのです。

パーキンソン病の治療ではこのような治療薬が使用されると思っておいてください。

ただし、どの薬にも副作用が存在するため、医師と相談しながら服用するようにしてください。

パーキンソン病の治療方法はどんなものがあるの?

ここではパーキンソン病の治療方法をみていきます。
治療法はこのようなものです。

・薬物療法
・手術療法
・脳深部刺激療法(DBS)
・リハビリテーション

です。
以前もお話したとおりパーキンソン病は完治は難しいです。
ですからパーキンソン病を発症した場合には、パーキンソン病の症状を抑制・緩和する治療薬が使われます。

ただ、副作用も強いようです。
ですがその副作用も気をつけなければいけません。

手術での治療法は定位的視床破壊術や淡蒼球破壊術などがあります。
これらの手術を行うことによって、震えを軽減させられます。

次は脳深部刺激療法(DBS)です。
この脳深部刺激療法(DBS)とは、脳に電気を送り、刺激を与えるという治療法です。
これは動作の調整を目的としているようです。

それに最後はリハビリです。
パーキンソン病の治療においてもやはりリハビリテーションは重要です。
リハビリテーションを行うことで、歩行障害や姿勢障害を改善することが可能です。
ですが簡単ではないでしようけどね。

またパーキンソン病のリハビリテーションの中には発語練習もあります。
このようなものがパーキンソン病の治療方法です。

以上がパーキンソン病の治療法として、代表的なものです。
どれにするかはお医者さんとよく相談してから決めてくださいね。
自分で判断するのではなく、専門医と相談して、どのような治療法が良いのかを決めるようにしましょう。

パーキンソン病の原因は何?

パーキンソン病の原因はわかっていません。
ただ仮説はあります。

それはドーパミン産生神経細胞の異常によって発症するという説です。
この説が有力です。

ですが未だにパーキンソン病の原因は解明されていません(T_T)
ですからパーキンソン病は完治が難しい病気と認識しておいてください。

しかもこの病気の予防もなかなかできません。
何故ならパーキンソン病の原因がわからないからです。

ただこれが予防になるのではないかと期待されているものもあります。
それがこれ。

・運動
・カフェインの摂取

です。

パーキンソン病の予防には、運動が効果的だと考えられています。
ただ軽い運動ではダメです。
ですからウォーキングなどでは予防になりません(T_T)

やるのならばもっと激しい運動
水泳、テニス、サッカー、卓球、サイクリング、エアロビクス、ランニングといったものを
おこないましょう。

しかしカラダを普段動かしていない人がこんなことを始めたら….。
当然カラダを壊しちゃいます(T_T)

ですからいきなり激しい運動を始めないでください。
徐々に運動の負荷をかけて行きましょう。
そのほうがカラダのためにも良いのです。

また、カフェインを多く摂ったほうがよいそうです。
ですからコーヒーをよく飲んでいる人は、パーキンソン病の発症リスクが少ないそうですよ(^^)

ただこれも絶対ではありません。
あくまでもカフェインによって、パーキンソン病の発症リスクを下げる可能性があるという話です。
なので期待しすぎないほうがよいでしょうね。