寒くなると感染症も流行してくれます。
インフルエンザやらノロウィルスですね。
あと、赤ちゃんの場合にはロタウイルスにも注意しなければいけませんよ。
このロタウイルスにも予防接種は有効です。
ここではロタウイルスの予防接種のことについて書いていきます。
ロタウイルスの予防接種はいつから?いつまで?
赤ちゃんにはロタウイルスの予防接種を受けさせましょう。
問題はいつ受けさせるかです。
これにはちゃんと期間がありますよ。
それは予防接種のワクチンによって違ってきます。
ロタウイルスの予防接種のワクチンは2種類あります。
それは、GSK社製ロタリックスと、MSD社製ロタテックですね。
このロタリックスにしろロタテックにしろ、複数回接種の経口生ワクチンなのですよ。
どういったことかというと腸管に対しわざとロタウィルスを感染させます。
そして、それにより免疫を誘導するですね。
そして予防接種の時期はこれらのとおりです。
まず、ロタリックスから見ていきます。
ロタリックスの場合、2回接種です。
1回目は生後6週以降、20週までに受ける必要があります。
また、2回目は生後10週以降、24週までにです。
次はロタテックです。
ロタテック の場合、3回接種ですね。
1回目は生後6週以降、24週までに受けましょう。
2回目は生後10週以降、28週までにです。
3回目は生後14週以降、32週までにです。
ちなみにこの「までに」という制限は厳守なのですよ。
もしも赤ちゃんがカゼ引いて接種が延期された場合も、急用ができて明日にしますという場合もダメなんです。
これらの規定を過ぎたらロタウイルスのワクチン接種はできません(T_T)
また、「までに」というのは「+1日未満」なのです。
例えば「20週までに」とは「生後140日まで」なのです。
なので、141日は無理なのですよ。
その辺はきちんと覚えておいてくださいね。
あとロタワクチンは生ワクチンです。
なので、これを接種するとその後4週間、他のワクチンが接種できませんよ。
ですが赤ちゃんにとってこの時期は他にも接種すべきワクチンがたくさんあります。
一番いいのはロタワクチンを接種するなら、他ワクチンとの同時接種をしましょう。
そうなると、Hibや小児用肺炎球菌ワクチンとロタウイルスの予防接種を同時接種するのがいいでしょうね。
オススメなのは
1回目は2ヶ月齢に、Hibや小児用肺炎球菌ワクチン・B型肝炎ワクチンと一緒に受けましょうね。
2回目は3ヶ月齢に、Hibや小児用肺炎球菌ワクチン・DPT・B型肝炎ワクチンと一緒にですね。
3回目(ロタテック)は4ヶ月齢に、2回目と同様にです。
これで大丈夫ですよ(^^)
ロタウイルスの予防接種の値段は?
ロタウイルスの予防接種のワクチンは2種類あると書きました。
それは、GSK社製ロタリックスと、MSD社製ロタテックです。
ただ、どちらも予防接種の値段は高額なのですよ(T_T)
まあ、病院によっても違うでしょうがワタシの近所では
ロタリックスは1回の接種で14,000円でした。
ロタリックスは2回接種しなければいけませんので28,000円もかかります。
またロタテックは1回の接種が8,000円でしたね。
ロタテックは3回接種しなければいけませんので24,000円です。
まあ値が張りますが我が子が苦しむ姿は見たくないですからね。
背に腹はかえられません。
ここで、ケチってロタウイルスの予防接種を受けさせないという選択肢はナシですよ
まとめ
知り合いの子供がロタウイルスに感染したときは大変だったそうです。
その話しを聞きワタシも我が子にはロタウイルスの予防接種を受けさせました。
ちなみに感染症ですのでロタウイルスは大人にも感性します。
ただ、大人の予防接種はありません。
なので、大人の対策としては手洗いをするしかありません。