不動産投資信託なら大丈夫?

前回は不動産投資のリスクについて説明しました。
今回は不動産投資信託について書いていきたいと思います。

この不動産投資信託とは、一人ではなく大勢の投資家から資金を募ります。
そして、そのお金で不動産を購入するのです。

そこで生まれた収益は当然投資家に分配します。
これが不動産投資信託なのです。

一応説明しておくとここでいう収益は、賃料や売却で得たお金のことをです。

また、不動産投資信託には、投資証券という株券と同じようなものが投資家に発行されます。
これは証券取引所で売買できます。

このような特徴が不動産投資信託にはあります。

この不動産投資信託のメリットはこのようなものがあります。

・少額で不動産投資ができる
・売買が簡単
・配当利回りが高い
・専門家が運用してくれる

一人で不動産投資を行う場合、不動産を購入するために多額の初期費用が発生します。
まあ一人でやるのなら仕方がありません。

ですから不動産投資は個人ではそう簡単に始めることができません。

ですが不動産投資信託なら違います。
不動産投資信託であれば、複数の人たちで不動産を購入します。

そのためお金は少額から始めることが可能なのです。

また普通は不動産を売買するのには時間がかかります。
ですが、不動産投資信託の場合は違います。

証券取引所で売買できるので、時間はかかません(^^)
売ろうと思ったらすぐにできます。
その日のうちに売却できるでしょう。

また配当利回りが高いです。
ですので、一般的な株式投資よりも利益を出せる可能性があります。

また運用は専門家がしてくれます。
そうなると安心感がありますよね。

こういったメリットが不動産投資信託にはあります。

リスクが嫌いなら不動産投資信託を選択するのもありですよ。

不動産投資のリスク

不動産投資には当然リスクがあります。
そのリスクとはコレです。

・空室
・資産価値の下落
・家賃の滞納
・設備の故障
・金利上昇
・災害の発生
・事故や事件の発生

空き家ができてしまうと家賃による収入が途絶えてしまいます。
まあこれは想像できますよね。

また資産価値が下落してしまうと売却する時に困ります。
資産価値が下がるなら当然売るときには損をしてしまいます。

それに、入居者が必ず家賃を毎月支払ってくれるという保証はありません。
家賃を滞納されてしまうケースも珍しくありません。

また、設備が故障した場合には、その修繕しなければいけません。
その費用も必要になります。

もし、金利が上昇してしまうと大変です。
何故なら返済額がアップしてしまうからです。

そうなると支払いが厳しくなります。

また火事や地震などの天災により被害を受ける可能性だってあります。
そうなると建物が倒壊してしまう場合だってありますよ。

事故や事件が発生してしまうとどうなると思います?
それは資産価値が下がってしまいます。

また、入居者が激減してしまう可能性だってあります。
そうなると、売却時の価格も低くなります。

不動産投資には、このようなリスクがあります(T_T)
不動産投資を始める前にはしっかりとこの事を理解しておきましょう。

不動産投資は一見、簡単で堅実そうな投資です。
ですが実際は非常にリスクが多い投資なのです。

ですが不動産投資を行う際は慎重に行うようにしてくださいね。