メニエール病の治療法はあるの?

メニエール病の治療法をみていきましょう。
メニエール病は、基本的に投薬での治療になります。

お薬を飲むことで、メニエール病の症状を抑えます。
そうすることで、メニエール病がひどくならないように予防します。

メニエール病の薬は
症状を抑える薬、血流を促す薬、利尿剤が、主なです。

メニエール病の症状は、これまで書いてきたとおりどれも辛いものです。
激しいめまい、嘔吐などが代表的ですね。

どちらも耐え難い症状です。
これを緩和するためにもぜひ薬を飲みましょう。

メニエール病は、放っておくと、ひどくなってしまいます。
ですが完治させることもできるのです。

それは、症状が軽い初期の段階から、ちゃんとお薬を飲んでおくことが大事です。
そうすればいれば、完治も可能です。

ただメニエール病が慢性化してしまっている状態であれば、メニエール病の原因である、内リンパ水腫を軽くする利尿剤を服用しなければいけません。
内リンパ水腫が軽くなると、メニエール病も軽くなるといった原理です。

これがメニエール病の薬での治療法です。

これで症状が良くならない場合は、最終手段です。
それは手術をするしかありません。

ただ、手術を行うのはそれほど多くはないようです。
ほとんどの場合、お薬で完治することができるようですよ。

メニエール病かどうかの検査方法のご紹介

メニエール病かどうかの検査方法をみていきます。
それはこれです。

・足ふみ検査
・目振検査
・グリセロール検査

このような検査でメニエール病かどうか検査します。
では一つ一つ見て行きましょう。

足ふみ検査は、その名の通りです。
足ふみをおこなうのです。

足ふみをしていると内耳に何らかの問題がある場合、徐々に曲がっていきます。
ですので、足ふみをすることで内耳の検査が可能なのです。

次に、目振検査です。
これは、目の動きをチェックする検査です。
メニエール病の場合、黒目が小刻みに震えるようです。

もし、目の動きが異常だった場合は、メニエール病のかもしれません。
そして、寝転んで起き上がった時もチェックします。
このとき目が回っているとメニエール病の疑いがあります。

それでは最後のグリセロール検査です。
これは、点滴でグリセロールを体内に入れます。

それで、難聴が改善されるかの検査なのです。

メニエール病の難聴の場合、グリセロールで難聴が改善されます。
だから、難聴が改善されるかどうかで判別ができるのです。

これで、メニエール病かどうかが分かります。

めまいが起きる病気は沢山あります。
ですからめまいだけでメニエール病だとは断定できません。

そういった理由から、メニエール病の検査方法は色々あるようです。

そもそもなぜメニエール病になるのかの解説

そもそもなぜメニエール病になるのでしょうか?
その原因とは

それは内耳の内リンパ液が増えること

なのです。

内耳の内リンパ液が増えることは内リンパが水ぶくれしているような状態です。
これを内リンパ水腫とも言います。

ではなぜ、内リンパ水腫になるのでしょう。
それは残念ながら現在その理由は解明されていないのが現状です。

ただ内耳の内リンパ液が増えてしまう問題がおこります。
それは、内耳は働きにくくなってしまうのです。

その結果、めまいが起きたりします。
また、嘔吐、耳鳴りがしたりします。

それで、難聴になるのです。

このようなメニエール病の症状が、何度も起こってしまうこと。
これが、メニエール病の特徴なのです。

メニエール病を発症しやすいのは大体決まっています。
それは30歳~50歳位の女性が多いようです。

また、ストレスや睡眠不足もメニエール病では大敵です。
ストレスや睡眠不足で、メニエール病を発症しやすくなりますよ。

ご用心ご用心。

もしあなたに頻繁にめまいが起きたり、嘔吐、耳鳴りがするのならばあなたがやらなければいけないことがあります。

それが安静です。
そしてできるだけ早く耳鼻科に行かれるようにしてください。

病院での治療方法は、症状を落ち着かせる薬が処方されたりします。
また、注射、点滴もあるようです。

メニエール病はなかなか治りません。
ですのでまずは症状を落ち着かせて様子を見みるのが一般的です。

そうならないためにもストレスを貯めこんだり睡眠不足にならないよう
日常生活にも気をつけましょうね。