不妊と飲酒・喫煙の因果関係

不妊と飲酒・喫煙は関係あるのでしょうか?
当然関係あります。
妊娠を望むのであればできれば飲酒、喫煙は控えましょう。

では、なぜ飲酒・喫煙が不妊治療によくないのでしょう?
あなたは判りますか?
それは
不妊症の方は、冷え性など、体の血行が悪いケースが多いそうです。

喫煙すると、血液中の酸素量を減らしてしまいます。
その結果当然血行を悪くしてしまいます。
ですから、妊娠しにくい身体にますますなっていくという悪循環に陥るのです。

それだけではありません。
喫煙は受精卵を子宮に着床しにくなります。
また喫煙は、卵管などに障害をもたらすこともあります。

このように女性の喫煙に対する問題をあげていると男性はいいのかと思うはずです。
その答えは
男性の場合にも精子の質を悪化させます。

ですので男性、女性双方、喫煙には「妊娠しにくい体を作る」要素が大変多くあるのです。

なので喫煙は男性も女性も、できるだけ減らしましょう。
一番いいのは禁煙することですね。

では、飲酒のほうはどうなのでしょうか?
飲酒は血行がよくなると思われていますよね。
たしかに飲酒は一時的には血行がよくなります。

でも、たくさんの量を摂取すると問題です。
量をたくさんとると、利尿作用によってトイレが近くなります。
その結果、体内の水分を出してしまいます。

それにより、血液がドロドロです。
最終的には血行が悪くなるといえます。

あなたも飲酒した次の朝、のどが渇いてはいませんか?
その理由はこのためです。

もし妊娠したいと願うならば飲酒も程々に。
できれば妊娠出産するまでは禁酒されたほうがよいでしょうね。