NISAはどんな投資家に適してるのでしょうか?

NISAはどんな投資家に適してるのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。

まずNISAで非課税になるのは、年間100万円分の新規投資ですね。
これは何度も説明しました。

なので新規投資であれば、どんな商品に投資してもいいわけではありません。
今のところ投資先は、上場株式、上場投資信託(ETF)、上場不動産投資信託(J-REIT)、公募株式投資信託にですね。

しかもしかも非課税期間は最長で5年間です。
ですが、持ち越す(ロールオーバー)ことでができるのです。

これにより10年まで延ばすことも可能なのです。
当然、途中で投資した商品を売ることもできますよ。

ただし、注意が必要です。
それは売却したからといって、その投資商品に投資した金額分、再投資可能という話にはなりません。

つまり何が言いたいかというと、途中でコロコロと投資商品を変えてしまうと損です

だから、NISAは短期的な投資には不向きですね。
ですからデイトレーダーなどには必要ないでしょうね。
短期投資家にはうまみのない制度といえるでしょう。

それに、NISA口座と他の一般投資口座の間では、損益通算ができません。
なので、損をした場合には…….
丸損になっちゃいますよ。

結論をいえば、NISAが適している投資家は、中・短期的な投資をリスクを考慮して計画的に行える人にオススメです。
ワタシには向いてない(T_T)

NISA口座業者の選び方って?

NISAを利用するためにはとうぜん、銀行や証券会社などの金融機関に、専用のNISA口座を開設しなければいけません。

今のところ、NISAを利用するための専用口座は、日本在住の二十歳以上の成人一人につき、一口座だけです。

うーむ、ケチですね政府も。

また、途中での口座変更も勘定設定期間内はできないことになっています。
なので、口座の業者選びはくれぐれも慎重です。

では、どこのNISA口座業者を選択しましょうかねえ??

ちなみに全ての金融機関でNISA口座が開設できるわけではありません。
なので、まずは手始めに、NISA口座を取り扱い予定の金融機関を調べてみましょう。

金融機関によってはですが、NISA口座の開設を予約するとキャンペーンを行っていることもあります。
うまくキャンペーンを利用すれば得をするかもしれません。

ですので情報収集をきちんと行いましょう。
ただ、目先のちょっとした得につられてはいけません。
NISA口座業者を選ぶ際には、投資可能な商品の種類や手数料の有無など確認しましょう。

ちゃんと、実際の使い勝手をきちんと確かめないと大変なことになりますよ。。

NISA口座の開設までの流れ

NISA口座の開設までの流れについてみていきましょう。

まずは手始めに、NISA口座を開設する銀行や証券会社といった金融機関のサイト・窓口などから、開設に必要な書類を送ってもらいましょうね。

このNISA口座が開設可能になるのは、2013年10月1日からですよ。
なので今からなら大丈夫。

それでNISA口座開設申込書に記入したら必要なものがあります。
それは、2013年1月1日時点での住所がわかる住民票の写し(コピー不可)です。

これを貼付して、金融機関に提出しなければなりません。

もし2013年1月1日時点での住所が現住所と異なっている場合には次のような物が必要です。

ちなみに同一市町村内での転居と異なる市町村に転居ではちょっと違います。

同一市町村内での転居ならこれです。
住所だけでなくそこに住んでいる期間も記載された履歴付きの住民票の写しです。

異なる市町村に転居していたらこれです。
住民票の除票、または、戸籍の附票に加えて、現住所を確認できるような公的な本人確認書類を窓口で提示するか、コピーを貼付。

異なる市町村に転居だとちょっと面倒くさいのですが我慢してください。

必要書類を受け取った金融機関が税務署に確認書交付申請を行ってくれます。
それで、税務署が確認書を交付します。

それを受けてめでたくNISA口座開設のはこびとなります。

もちろん必要書類に不備があれば、再手続きシなければいけません(T_T)。
また気をつけてほしいことがあります。

それは、複数の金融機関にNISA口座開設を申し込んでいた場合です。
この場合には、無効になってしまうこともあります。

ですので十分気をつけましょうね。