多汗症の手術はしない方がいい??

「多汗症の手術はしない方がいい」
そんな声があるのも事実です。

このように言われているのには当然訳があります。

それは手術には大きなデメリットがあるからです。
確かに手術で多汗症を治せるのですが….(T_T)

ですから多汗症の手術を受ける際には十分手術によるデメリットを理解しておいてくださいね。

では多汗症手術のデメリットはどのようなものなのでしょうか??
それはコレです。

・多額の費用がかかる
・再発する可能性がある
・自律神経失調症になる
・他の場所から汗が出る

まず、は費用の問題です。
大体10万円程度の費用は多汗症の手術を受ける場合必要になると考えておきましょうね。
ただし、手術をしたからといって必ずしも多汗症が治るというわけではありません。

多汗症が再発する可能性だってあるのです(T_T)

また、手術の副作用として、自律神経失調症や他の部位から汗が出る代償性発汗が起きるかもしれません。
このような可能性が多汗症の手術にはあるのです(T_T)

このようなデメリットがあるので、手術を受けるかどうかはくれぐれも慎重にしてくださいね。
副作用や費用面を考えると、まずは薬で症状を改善することを目標とした方がいきなり手術を希望するより良いかもしれませんよ。

多汗症は漢方で改善する??

一般的に、薬には副作用があります。
これは残念ながら事実です。

ですから、多汗症が改善しても副作用に悩まされることも….^^;
そのため、病院で処方される薬は使用したくないという方もいらっしいます。

そんな方は、漢方薬を使用しているようです。

漢方薬は、体や心のバランスを整えて症状を改善します。
だからこそ、西洋薬に比べると副作用が少ないようです。

ただし漢方には即効性がありません。
それが西洋薬との違いの一つです。

ですが漢方を、根気よく使い続けることによって、多汗症の症状を改善は可能ですよ(^^)

多汗症に効果があるといわれている漢方薬はコレです。

・五苓散(ごれいさん)
・黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
・桂枝加黄耆湯(けいしかおうぎとう)

五苓散には体の不要な水分を除去する働きがあります。
また、黄連解毒湯には緊張や不安を取り除く効果が期待できますよ。

そして、桂枝加黄耆湯は、汗を調整して発汗を抑えてくれます(^^)

これらの漢方薬はいずれも多汗症の改善効果があります。
ですが、どれを飲んでもいいという訳ではありません。

ちゃんとあなたの、体質や症状に合わせて飲みましょう。
あなたに合った正しい処方の漢方薬でなければ効果が得られませんよ。

ですから、専門家に相談しましょうね(^^)

多汗症は薬で改善するの??

多汗症の治療というと手術のイメージが強いでしょうね。
ワタシもそう思っておりました。

ですが多汗症は、薬でも十分に改善可能だそうですよ。

薬だと当たり前ですが手術よりも費用がかかりません。
そのような理由からも、薬で多汗症の治療を行っている人も珍しいことではないようです。

ただし、注意も必要です。
それは薬では完治する訳ではありません。
薬だと、あくまでも症状の改善が精一杯です。

ですから薬の使用を止めた場合は、また多汗症の症状が発症します。
このことは覚えておいてください。

それではここで多汗症で用いられている薬を紹介したいと思います。
それはこの2つです。

・プロパンテリン
・トフィソバム

まずはプロパンテリンからです。

これは、交感神経を遮断します。
それで、多汗症の症状を抑えるという薬なのです。

トフィソバムは、自律神経の乱れを改善を目的としています。
自律神経の乱れを改善することによって、多汗症の症状を抑えられます(^^)

どちらも多汗症には高い効果を発揮するそうです。
ですので、手術を受けるのに抵抗がある人は、薬の治療をオススメしておきます。

ですが、薬には何かしらの副作用が大なり小なりあるものです。
そのことは頭に入れておいてください。

また薬の効果が感じられないからといって自分勝手に薬の量を増やすのはやめましょう。
ちゃんとお医者さんの言うことを聞いてくださいね(^^)